シマノ、ビンディングシューズ、クリックペダル
高速時や上り勾配では、シャーシが上下に弾んでペダルの力が逃げてしまう。
ショップの話ではペダルと靴をつなげる装置が効果的だという事、SPDシューズ, SH-MT31とマルチパーパスペダルのPD-M324を勧められた。
ペダルの片面はビンディング用、反対面は普通用だ。
シューズの方はクリート(接続金具)が引っ込めてあるので、ちょっと固いけどまあ普通にも歩ける。初心者向き。
でもねえ、立ちこけが・・・・・・・
そんな折、ドイツ自転車クラブ会報に『ビンディングを恐れるな!』という記事が載っていた。車体の上下動と、太ももの前ばかりに筋肉がつくのがいやで、ついに導入した。
ショップのトルコ人兄ちゃんは「酔って乗ったらペダルがくっついている事を忘れて立ちこけしたよ」と笑ってた。
立ちこけしたところにクルマがくると怖いね。
クリートが外れやすいように調整してもらって、その場で練習してみる。別の兄ちゃんが支えていてくれたけれど、倒れそうになった。ああこわっ!
最初は芝生の上で練習すればこけても大丈夫だってさ。
帰り道、交通量の少ない直線で、走行中に片側ずつ外したりはめたりを繰り返す。
右側通行なので、どうしても右足を外す事が多く、右だけ緩くなって来ている。だから意識して左も使うようにしないといけない。
信号の手前などでは外す手順を頭の中で繰り返して走っている。
その後、右側を外した後で重心が左に寄ってあわてて外したり、クルマとぶつかりそうになって急ブレーキをかけた後外すのを外れて立ちこけしそうになったけど、今のところまだ大丈夫だ。(自慢)
外す時は足を下に押し付けるようにすると外れやすいけど、外そうとしてつい上に引っ張り上げると『負け』。
舗装の隙間に前輪を取られて転倒したときは自動的に外れていた。
スキーと同じだね。
引き足だけで走るようにすると回転がスムーズになる。
その効果はすごい。
スピードは上がるし疲れない。カデンス(ペダル漕ぎ数)を上げて軽く走るから膝に負担がかからないのも良いとおもう。
濡れていてもペダルは滑らないし、
親指肉球の一番効果的な部分でこげる。
ここまではネットによく書かれているけれど、
左右の脚の回転面が平行で自転車中心によっているので、腰に負担がかからない。
車体の上下動が無くなるのはうれしい。
絶対におすすめだ。