ヘッセン放送局『アップル・ワインと郷土料理』- 3,4
今日も18時集合。
● klaane Sachsehaeuser
レストランに入るとそこはもうおなじみの風景が展開していた。
細長いテーブルと椅子、(一見)無愛想なウェイター・・・・・
壁には方言の文章が掛かっている。
リンゴ酒:
とにかく美味しい。香りが良く、奥深くしっかりと幅のある味だ。
嫌みがないので、炭酸水割り(Sauergespritzte)にする必要なし。どんどん進む(^.^)
食事:他の2人が何を取ったか忘れてしまった。
私はショイフェルシェ(Schaeufelsche=Schaeufelsche=豚の肩肉)のグリルを取る。
ジューシーだかしっかりと焼いてあるので香ばしい。
焼いておいた冷たいものを油で揚げて出す店が最近多いが、ここのは伝統的に作り方で、美味い!
サラダは昔懐かしいドイツのサラダ。甘酸っぱいドレッシングがかかっている。
以前よくあったのは瓶詰めの野菜をこのドレッシングでごまかしたもの。
ここのは新鮮野菜を使っての手作りなのがよくわかる。
満足した。
店の雰囲気:
ザクセンハウゼンの昔ながらのリンゴ酒レストラン。
これまでの中で一番雰囲気が良い。
地元の年配客が多く、懐かしい雰囲気だ。
引退した市の政治家も来ていた。
また同席した初老男性は、昔ながらにテーブルをノックして挨拶、帰って行った。
店員:
ウェイターの応対も『そのものずばり』だ。最初無愛想だが、言葉の端々にユーモアと客への愛着が見え隠れする。
良く気がつき仕事が速い、プロフェッショナルだ。
評価:
ベンベル 3.5
全員一致で最高以上の評価が決まった。
『帰りたくない』『もっと飲んでいたい』と思わせたが、次の店の予約を携帯で遅らせてもらった後なので、しぶしぶ出る。
とてもお勧めの店。
● Fichte Kraenzi
さて、次の店に入るとこれまでと違って若者ばかりだ。
早速6杯ベンベルを注文。
リンゴ酒:
グラスに口を付けた途端、かすかだが変な匂いがする。
古い食品のようなにおいだ。
味も平坦で美味くないので、炭酸水割り(Sauergespritzte)にして飲む。
3人で6杯飲みきれず、相席の女性2人に残りを託す。
食事:L氏はSachsenhäuser Schneegestöber=ザクセンハウゼンの吹雪。フレッシュチーズだ。一口もらったが、味はなかなか良かった。
私はLeberknödelsuppe=レバー団子スープを取る。
とにかく塩辛く、味がわからない。どうしようもなくて2/3も残した。
S氏は・・・何を取ったのだろう?
店の雰囲気:
とにかく若者ばかり。ファッショナブルな新しいリンゴ酒屋という感じだ。
壁にコップのフタのコレクションが飾ってあるのが良い。
にぎやかでちょっと場違いだ。年配常連客が多いと皆静かに飲むのだ。
店員:
ウェイターは相変わらず無愛想、ユーモアも見えるがコメントがちょっときつい。
従業員全員フランクフルトの感じが無い。おそらく他の地方出身者だろう。
評価:
ベンベル 2.5 - 3
意見が分かれた。L氏と私は2.5、S氏は3だ。
S氏いわく「味には好き嫌いがある。これだけ繁盛しているのにはそれなりの良いところがあるからだ。成功している店だ。
正直に言えば私にとては2でも良かったのだけれど。・・・・・・
新しいタイプのリンゴ酒酒場として、若者にお勧め。
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