フランクフルトから/Grüß aus Frankfurt

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ガット弦とテールガット

久しぶりにコントラバスの話題です。

日本で私を待ってくれている生徒が何人もいます。
そのうちの一人、M.I.さんから私も使っているガット弦とテールガット、カテドラーレの注文が入り手配しました。



この弦はイギリス国籍のコントラバス奏者ニコラス・バルドック(ボルドックの方が近いか?)の手になるものです。

M.I.さんから再び連絡があって、近所の楽器屋にテールガットの取り付けを頼んだけれど、方法がわからないと言うことでした。

サイトに取り付け方法が載っています。
この方法で大体良いのですが、2点気づいたことがあります。
1,テールピースの穴付近の強度が必要なので、場合によっては太めのテールピースに変える必要がある
2,細いガット1本で何重にも巻くのではなくて、一重のストッパーを5つほどつける。1本で何重にも巻いてストッパーにすると、1カ所切れたらストッパーが無くなる。

また5弦のテンションに耐える強度があるかどうかも不安だそうです。
私自身オーケストラの5弦では上から4本がプレーンガット、H線だけ巻き線ガット(すべてカテドラーレ)にしていますが、5.5mmのテールガットで全然問題ありません。
ただしネック角度を古楽器的に改造、つまりテンションを低くしています。

楽器というのは音響物理学そのもの、自然の摂理には逆らえません。
元々ガット弦と、テールガット(名前そのものですね)のために作られたこれらの楽器は、スチール弦では良い響きを得られません。
ヘルムホルツの音響物理学ですべて説明がつきます。
これを実践しているのが私の奏法です。
さらに体の動きと健康にも留意しています。
興味のある方はコメントでご連絡ください。(承認制にセットしているので公開されません)
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by ichironoda | 2009-09-16 17:25 | KB, VdG, Violone
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フランクフルト市立オペラ首席コントラバス奏者、ヴィオラ・ダ・ガンバ/ヴィオローネ奏者、野田一郎が、お知らせ、独り言、ドイツ・フランクフルト事情を発信します。


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