フランクフルトから/Grüß aus Frankfurt

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スイス、3日目、フルカ峠東斜面、グリムゼル峠南斜面、フルカ峠西斜面

2009年8月20日 (木)・・・・・・・9月6日、完。

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GPSデータ
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写真集
ユーザ名:schweiz2009.8.20.
パスワード:FurkaGrimsel
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アンデルマットとレアルプの中間、ホスペンタールを過ぎたところに車を停め、フルカ峠東面から峠を越える。
西斜面をグレッチまで降りた後、続けてグリムゼル峠南斜面に挑戦。
グリムゼル南斜面をグレッチまで戻り、フルカ峠西斜面を登って車に戻る、というルート。



朝は比較的ゆっくり起きた。

予定は立ててなかったが、フルカ峠を中心に走ろうと思った。
荷物はすべて車に積んで出発した。

国道19号線を西に向かう。良い無料駐車場を探すつもりだ。

ホスペンタールを少し過ぎたところに良い無料駐車場が見つかった。
自転車を取り出していると隣のBMWの夫婦から話しかけられた。
名前は後で分かったのだが、dW夫妻としておく。
生物学者で,ここで他の車に便乗してフルカ峠で仕事をするそうだ。
最近温暖化で氷河が小さくなって地表がむき出しになり,その部分の植物分布が変わってきているそうで、彼らはその調査に行くとの事だった。

漕ぎだす。
緩やかな登り基調で調子は良い。けど暑い!

11:18,
左下にフルカ・ベース・トンネル入り口のレアルプ駅、車運車用ホームが見える。ちょうど列車からキャンピングカーが下りるところだ。↓
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保存蒸気鉄道DFBへの入り口は左だ。↓
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ここを直進(右)すると急に勾配がきつくなった。
13kmで890mの登りという自転車用の勾配案内↓
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先は長い・・・・・↓
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ギヤを落としてとにかく漕ぐ。漕いで漕いで漕ぐ・・・・・・
荷物満載の長距離旅行者を2台抜いた。
重いのでさすがに苦しそうだが、ゆっくりながらも着実に登っている。

スイスに多い薄茶色の牛。毛並みがビロードのように奇麗だ。↓
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つづら折り区間がやっと終る頃,小さな集落を通る。↓
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一旦通り過ぎたが戻って昼食にした。
アルペン・メッゲロンとか言うメニューだ。
何の事はない。
ジャガイモと一緒に茹でてチーズ,炒ったタマネギを加えた『マカロニ』だった。美味しかったけど!
メッゲロン・・・・メッケロン・・・・マッケロン・・・・マケロン・・・・マカロン・・・・マカロニ

再出発してすぐに滝があって水しぶきが気持ち良い!↓陸軍二等兵がかっこわるい!
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遠くに見える中腹に道が見える。たいした勾配ではないように見えるが大きな間違いだった。
だらだらと結構な勾配が続く。

冬はスキー場になるのでリフトやロープウェイが設置されている。
今は資材を運び上げて更にヘリコプターで移動している。↓
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やっと峠だ。2436m↓
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グレッチ側(西斜面)を下ってしばらくすると展望が開けた。
写真の右側から手前の坂を下り,正面の山陰の谷がグレッチの集落。
そここから右上に登っているのが後で登るグリムゼル峠南斜面だ。↓
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ローヌ氷河に着いた。30年近く前にも来たことがあるが,氷河はずっと大きかった。
今はずいぶんと融けて後退してしまっている。
JTBの観光バスが停まっていて日本人観光客も多い。
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駐車場向いのヘアピンに建っているホテル・レストラン『ベルヴェデーレ』(美しい眺め)↓
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一気に駆け下りる!と言いたいところだが写真を撮るために何度も停止した。
保存蒸気鉄道DFBの工事列車が停まっている。↓
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グレッチを通り過ぎるとまたすぐに登りだ。グリムゼル峠にとりかかる。
この南斜面は勾配,距離ともたいしたことはない。6kmで410m上がるだけだ↓
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後ろからじりじりと追い上げてくるサイダーがいる。何となく東洋人的だ。
世界中を自転車やヒッチハイクで旅しているHiroさんだ。
夏場は日本人が殺到するグリンデルヴァルトでガイドをしていて、これからロンドンに帰ってしばらく学生生活を送るとの事。その後はどこに流れていくかまったく不明。
うらやましい人生です!↓
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Hiroさんとはグリムゼル峠の頂上で別れた。
2165mの頂上では人造湖が空を映し出している。↓
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地下はクリスタルの宝庫、また核廃棄物の研究所と貯蔵所がこの山の中にあるそうで、なんだか物騒。

グレッチの手前。森林限界より下で花がきれいだった。↓
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グレッチには保存蒸気鉄道DFBの駅がある。その手前、街道沿いには以前の郵便局を利用したインフォメーションセンターがある。
17時閉館だが数分前に入った。ダルムシュタット(私の自転車のメーカー所在地)のドイツ人2名がヴィデオをみていた。
当番のハンスは元コック、話が弾んだ。山の水をペットボトルにたくさん入れてもらって出発だ。

10kmで670m登る。↓
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アプト式の線路が急勾配を上っている。フルカヘの道は長く見える。↓
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駅を見下ろす↓
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氷河が溶けて滝になる水。以前は一番上の部分に大きく氷河が見えていた。今、2009年はちょこっと・・・・↓
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ドイツ語Wikipedia、スイスの氷河ローヌ氷河

1870年頃1900年頃2005年2008年

まだまだ先は長い。↓
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グレッチから降るか峠を見て右前方の別の氷河。今朝出会った生物学者はこの氷河の下で調査していた。
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最急勾配は10%となっているが、部分的には13-4%ありそうだ。車だったら問題ないけれど自転車では結構こたえる。

森林限界を超えて高山植物の成育地になる(というと格好いいけど、どれが高山植物なのか・・・・)
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途中で思いついた。かみさんと娘がイタリアにいっていてそろそろ帰る頃だと思う。
同じホテルに部屋が取れれば今晩は3人でギルデ・レストランを楽しめる。昨日半分飲んだスペインワインもあるし・・・・
携帯にメッセージを入れた。

やっと峠に着いた。だいぶ日が低くなっている。風も冷たいのでウインドブレーカーやら何やら着ないと、と思って自転車を止めたら、なんと目の前に知り合いがいた。
午前中、駐車場であったdWさん夫婦とその娘さん、L.dWだった。↓
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独立しているL嬢の車にここまで便乗して調査をしたのだという。
L嬢はEUの依頼で植物調査をしていて、この後はその延長でルーマニアに行くそうだ。
dWさん夫婦も同じ生物学者(植物)なのでここで一緒に作業、今晩は娘のところに泊まって一家団欒。
dWさん夫婦は元々オランダ出身で、今はスイス国籍、オランダ語で少し話をした。

先に出発する。寒い!!!先ほどまでの38℃が嘘のようだ。

狭い下り勾配、すれ違ったり追い越していく車、ガードレールがなくてその先は崖・・・
怖くて60km/hしか出せない。

それでもdWさん一家より先に駐車場についた。


かみさんと娘はすでにチェックインをすませたと連絡が入った。
ホテルに着くと、彼女らはロフト付き4ベッドのきれいな部屋に入っていた。

峠を3本走ったので満足だ。
シャワーを浴びて、今宵は3日間7峠越えを祝して3人で乾杯としよう。
ここのシェフは実に腕が良い!
ごちそうさま!
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by ichironoda | 2009-08-27 06:26 | 自転車(ブルベ)/Fahrrad
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フランクフルト市立オペラ首席コントラバス奏者、ヴィオラ・ダ・ガンバ/ヴィオローネ奏者、野田一郎が、お知らせ、独り言、ドイツ・フランクフルト事情を発信します。


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