フランクフルトから/Grüß aus Frankfurt

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スイス、2日目、ゴッタルド峠、南・北斜面

2009年8月19日(水)・・・・・・・・・8月29日記、完。

アンデルマットからアイローロまで、ゴッタルド峠を越えて往復した。
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GPSデータ
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写真集
ユーザ名:schweiz2009.8.19.
パスワード:Gottardo
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Yさんは前の日までの疲れがあるし、自分も朝の出発が苦手なので出発は9:30に昨晩設定していた。
朝食は家内と娘、Yさんも一緒に摂った。

女性陣2名はレンタカーを返しにバーゼルへ、そこから列車でケルンに向う。
彼女らを送り出した後、昨日一緒に飲んだドイツ人を送り出す。
一緒に走りたさそうだったが、向こうが断然速そうなので別行動にしてもらった。

アンデルマットを通過し、MGBの線路沿いにゴッタルド峠への分岐点に2/19号線を進む。登り基調だが軽い。
分岐点はホスペンタール、ここで2号線は19号線と別れてイタリア方面に向うのだ。
早速登りがきつい。たいした事のない坂なのだが、とにかく暑い!
つづら折りの始まるところで早速休憩、アンデルマット方向への景色がきれいだ。↓
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ロードバイクの姿勢を研究するYさん・・・ではありません。花の写真を撮っているのです。↓
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そこに夫婦が登ってきた。挨拶を交わしながら休まずに通過していった。

走り出すと既に息が切れるはじめる。結構な勾配だ。
とにかく気温が高いので休みを多く取る事にした。
先の夫婦とは休憩場所が違い、抜きつ抜かれつの楽しいライド。
高齢な事もあって奥さんの方はハート・モニターを使って無理のない走りをしている。
ミュンヘンから来ているそうだ。

高速道路トンネルの為の換気口が見えてきた。↓
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ゴッタルド山塊を抜けるのには4つの方法がある。
1, ゴッタルドベーストンネル:鉄道用、単線用2本で複線。
2, ゴッタルド道路トンネル:高速A2号線
3, ゴッタルド峠新道
4, ゴッタルド峠旧道

2, の高速のための換気塔だ。
我々は石畳の旧道を通る。
新道との分かれ道のあとは緩やかな勾配だ。Yさんカッコ良いです。↓
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急勾配を過ぎたところで休憩、たまに休みを取らないと暑さと勾配で体が持たない。
水を入れ替えるYさん。↓
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ついに2108mのサミット到着。先の夫婦が写真を撮ってくれた。アドレスを交換する。↓
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↑まるで『旧大日本帝国陸軍なんたら2等兵、南方戦線に出撃』みたい。

サミットで少し休憩、写真など撮って『日本人』する。まあドイツ人も同じだけど・・・・・↓
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峠を降りたアイローロで昼食を摂る事にして、13時頃早速南斜面を下る。↓
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谷の向こう側の少し高いところが新道のギャラリー。

すごいつづら折りだ。その上石畳なので細いタイヤので荷物満載のYさんは、危なくてスピードが出せない。
その点太いタイヤ、フルサスのこちらは強い(エヘン!)↓
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まだ雪が・・・・・・↓
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これは残雪だが、夏でも雪の降る事がある。

新道と合流し、舗装区間に入るが勾配は全然緩くならない。
問題発生!
Yさんがトイレ休憩希望だ。実はこちらもそろそろ危ない。
跡でわかったが、どうやら昨晩の麦スープが原因だ。
ガスが溜まるのだ。気は焦るが、危ないのでスピードは控えめに・・・・・

アイローロの町に入る前、まだ下り勾配の途中にレストランがあって、飛び込んだ。
ふ〜〜〜〜、2人ともセーフだった。↓
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店のウェイターは少年2人、店の子供とその友達、夏休みでバイトですね。
中々しっかりと働いていた。全部イタリア語で話したが、彼らは当然ドイツ語も堪能だ。

アイローロの駅まではすぐだった。
Yさんはこのまま南下して今日はルガーノに泊まり、明日は最終日ミラノ入りだ。↓
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Yさん!
おかげさまで楽しいスイス領になりました。
どうぞこの先お気を付けて。
また一緒に走らせてくださいね!
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15時、駅前で別れて、来た道に戻る。
なんと最初から急坂だ!
暑くて暑くて・・・・レストランで貰った水がもう空になった。
全然進まない。暑い事、往路の疲れがたまっている事、そして何といっても励ましになる相棒がいないことだ。(Yさん、戻ってきてくださいな!)

先程のレストランに入って再びトイレ休憩。水を貰うが、マンマ(お母ちゃん)が息子に、そんな小さなのじゃなくて大きいペットボトルに入れてあげなさい、それからエネルギーにチョコレートもあげるんだよ!
とても優しいマンマでした。

このチョコレート、キャラメル状で、包んであるけれどバッグの中で解け出して後が大変だった。
自分が悪いんだけど。

苦しいけど休まずに登り続けてふと下を見ると、ひゃ〜〜〜!さっきまでいたアイローロの町が小さくなった。↓
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折しも旅客列車が発車、これからゴッタルドベーストンネルに入る。↓
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ホルンの音がする。ポスト・バスと同じ音だ。
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スイスでは国中に郵政省(?)経営のバスが運行されています。
独特の警笛を鳴らして町や村の人に到着を告げながら走ります。
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アンデルマットからやって来た復刻版郵便馬車に出会う。↓
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旧道に入り石畳が続く。もうしんどい!
谷に入っているのでこの時間16:30頃、には日が差さない。↓
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17:30頃だっただろうか、峠に着いた。
英語である女性に声をかけられた。「『カルチャー』は良い」と言っている。
自分の自転車を褒めてくれたのだ。彼女、フランクフルトの近くに住むドイツ人で、娘が同じ自転車を持っているとこの事だった。

石畳に平行しながら下りを楽しむ。
アンデルマットの町に入る前に、オーバーアルプ峠を目指すMGB(マッターホルン・ゴッタルド鉄道、旧フルカ・オーバーアルプ鉄道)の列車が見えた。↓
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ホテルに戻って車に自転車を積む。
このホテル今日は休館なので、これから宿を探さないといけない。
アンデルマットの有るウリ州は禁煙法がまだ徹底していないようだし、宿の値段が高めで、電話しても感じが良くない。
いっその事グラウビュンデン州に入る事にした。オーバーアルプ峠を越えればもうあちら側だ。
昨日の昼によったホテル・レティアは残念ながら満室、去年泊まったルエラスのホテル・ポシュタ(ポスト)に空室があったので決定、
ついでにレストランも予約した。例のギルデ・レストランなのだ。ワクワク!

オーバーアルプ峠の国道19号線の脇にはMGBのラックレール区間が敷設されているが、そこにディーゼル機関車, HGm 4/4, 61が単機でやってきた。↓
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ホテルでは、シェフ、従業員のほとんど知り合いばかり。気が休まる。
昨年との違いは各部屋の水周りが新しくなった事、気持ちが良い。
シャワーをゆっくり浴びてからレストランで食事。
2晩に分けて飲むつもりで赤ワインを1本頼んだ。
当然全部美味しかったがびっくりしたのはスープのデュエット。
トマトとオレンジのスープ、生姜チップス入りニンジンとレモングラスのスープ、の組合わせだ。
食べた途端に元気が出た。(ドイツ語ではスープは『食べ』ます)
ご馳走さま!!!
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by ichironoda | 2009-08-27 06:22 | 自転車(ブルベ)/Fahrrad
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フランクフルト市立オペラ首席コントラバス奏者、ヴィオラ・ダ・ガンバ/ヴィオローネ奏者、野田一郎が、お知らせ、独り言、ドイツ・フランクフルト事情を発信します。


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