フランクフルトから/Grüß aus Frankfurt

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スイス、1日目、オーバーアルプ峠 西・東斜面

2009年8月18日(火)・・・・8月18日記、完。

AJ北海道のYさんが、フランクフルトから出発されたのは8月12日だった。
今日はバート・ラガーツからアンデルマットまでの予定だそうだ。

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写真集:スイス1日目
ユーザ名:schweiz2009.8.18.
パスワード:Andermatt
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GPSデータ
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自転車を買ってすぐに走ったのはライン川沿いだった。
源流からイランツまではその時に走った。

ライン川は、
スイス・アンデルマットの近くにあるトーマ湖から、
イランツ、
クーァ(スイス)、
バート・ラガーツ)、
ボーデン湖(スイス、ドイツ、オーストリー)、
バーゼル(スイス、ドイツ、フランス)、
ストラスブール(フランス)、
マンハイム(ドイツ)、
マインツ、
コブレンツ、
ボン、
ケルン、
ネイメーゲン(オランダ)、
ロッテルダム
で北海に流れ出る。

Yさんは以前マインツからロッテルダムまで走行済みで、今回はマインツからアンデルマットまで走ってイタリアに抜けるそうだ。
今日はライン川を完走する日だ。
アンデルマット側から出迎える事にした。
1年前にアンデルマットからオーバーアルプ峠まで3時間かかったが、1年で自分がどれくらい変化したのだろう。

10:15、アンデルマット発
今回は休みなしで、オーバーアルプ峠まで70分かかった。
昨年よりずいぶん張り紙が多くなって、美しくないなぁ・・・・・↓
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下はちょうど1年前の同じ場所。↓
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着ているものも体形も変わってきているなぁ。
坂道を上がってくるサイクリスト同士で写真を撮りあう。

東側斜面を降り始める。
昨年泊まったルエラスのホテル(Hotel Posta)を通りすぎ、ディゼンティスまで下った。
走りながら度々Yさんと連絡を取ってお互いの位置を確認している。
会合は遅くなりそうだし腹も空いてきたので、昼食はそれぞれとる事にした。
Yさんは自転車通行禁止トンネルを迂回して、道に迷ってしまったそうだ。

ちょうどディゼンティスのギルデ・レストラン、ホテル・レティアが目に入ったので昼食をとる。
とても気の回った美味しい料理、その上安かった!

さてまた下りに入る。
下にかわいい教会が見えた。↓
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平行するレーティッシェ鉄道に、『氷河急行』がやってきた。
牽引するのは強力なGe4/4 III、客車はモダンなGEXを2単位、計12両連結していた。↓
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国道19号にはいくつも橋があるが、目もくらむ深い谷を渡る旧道の屋根付橋はもういつごろから使われていないのか。↓
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トゥルン(Trun)駅に赤い列車が止まっていて、まもなく発車しそうだ。↓
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機関車はシリコン制御のGe4/4 IIだ。
早速写真を撮ろうとカメラを構えた、とその時後ろから声をかけられた。
Yさんだ!
真っ黒に日焼けしている。なにせ13日から毎日、なれない外国で炎天下を走ってきたのだ。
すごいバイタリティ。お疲れ様です。

2046mのオーバーアルプ峠を越えてきてここは850m、ここで折り返す。
早速登りが足にこたえる。ダラダラとここ(トゥルン)からチャムートまで登り続ける・・・・

この地方、あちこちに公共の水飲み場があって、カルク分がなくとても冷たくて美味しい水だ。
それを探しながら走るが、いざというと見つからない。・・・・・・気温はなんと38℃。

スムヴィッチを通り過ぎて軽い下りを楽しんでいると、自転車長距離旅行らしき東洋人青年がすれちがった。
直感で「日本人?」・・・・・・・・↓
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これを聞いた彼がヨロヨロと(荷物が重いと発車も停止も大変なのです)止まった。
地理学専攻の明るい青年、A.S.君で、モロッコからスペイン経由で走ってきてトルコまで行き、そこからはヒッチハイクで日本に帰るという。
自転車世界旅行にあこがれるものにとっては、こういう人にいろいろと話を聞きたい。
Yさんは鉢巻を、こちらはエネルギー食をプレゼント。
事故の無いように気をつけて!↓
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ディゼンティスで冷たい水を浴びるほど飲んで(本当に頭から浴びました)、↓
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ついでに行きによったレストランで休憩。↓
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走り出したのは良いけれど暑さと長い緩やかな登りで、疲労が激しい。
ハンガーノックの予感がして、ちょっと早いけれど(18時前)Yさんに晩飯を提案した。
セドルンの美味しいイタリアンホテル・ポスティリウンは、ホテルの部屋も安いし清潔そう。
ついでに向かいのスーパーで買い物。
Yさんは乾燥フルーツを買って、その後の補給に大変役立った様子。

チャムートまでの長くて緩い登りは、トップを交代しながら進んだ。
Yさんは、荷物で重くなったロードバイクですでに何日も走り続け、今日もすでに100km登り勾配を続けているのに速い!

チャムートで小休憩、ここから10%のつづら折りが連続。
夕方、山に太陽が沈むので早めに点灯してがんばるYさん。↓
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オーバーアルプ峠に着いたのは21時頃、既にかなり暗く、我々以外もうだれもいない。
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ウインドブレーカーを着込んで下りに入る。
もう真っ暗だ。タイヤが細い上荷物満載のYさんは遅れがちだ。後ろに見えるヘッドライトを待ちながら進む。

ホテルに着いたのは21:30頃だったか・・・・
カミさんと娘がイタリア小旅行からこのホテルまで寄り道をして待っている。
Yさんにとってはこれまでで一番きつい部分だった。
グラウビュンデン県(となり)の郷土料理『ゲルステン・ズッペ(麦スープ)』とビールで乾杯だ!
美味しいけれどこのスープが翌日のゴッタルド峠で大問題になる。

ホテル・アルピーナはスイスには全く似会わないアメリカ西部風(なのかな?)
レストランの真ん中にハーレー・ダビッドソンが鎮座している。
ガビ(奥さん)とセップ(ヒゲの主人でタバコばかり吸っている)の経営だ。
モーターバイクの客が多いようだが、この晩は我々4人と南ドイツから来たクロスバイクの男性が一人だけ。
結局5人一緒にビールを飲んだ。
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by ichironoda | 2009-08-19 16:08 | 自転車(ブルベ)/Fahrrad
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フランクフルト市立オペラ首席コントラバス奏者、ヴィオラ・ダ・ガンバ/ヴィオローネ奏者、野田一郎が、お知らせ、独り言、ドイツ・フランクフルト事情を発信します。


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