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フランクフルトから/Grüß aus Frankfurt

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Ebbelwoi, Apfelwein, エッベルヴォイ、リンゴ酒

2009年7月8日(水)

2008年3月、ヘッセン放送局のラジオ番組、『アップル・ワインと郷土料理』に出させてもらった。

ヘッセン放送局『アップル・ワインと郷土料理』- 0
ヘッセン放送局『アップル・ワインと郷土料理』- 1,2
ヘッセン放送局『アップル・ワインと郷土料理』- 3,4



その時の担当者L氏から連絡があって、一緒に出演したアップル・ワイン・マイスター、Jörg Stier氏(以下S氏)の醸造所・ショップ訪問する事になった。

小雨の中、L氏とフランクフルトのサテライト都市、マインタールにある醸造所・ショップに着くと、S氏は顧客を送り出すところだった。

世界的にリンゴ酒の歴史は古く、各地にその文化がある。
フランスのシードル、スペイン、アメリカ・・・・・・
ドイツ・ヘッセン州のそれは安価で健康な飲み物だが、マーケティング力が低くて先細り状態にあった。
そのなかでS氏は新種を開発したり、リンゴ農家と提携して安定供給をはかるなどの経営努力が大きく、確実に上昇中だ。
更に博物館設立や展示の開催、講演会、関係図書の出版、資料・関係骨董品の収集など非常に幅広く活動している。
あふれ出る知識、聞くものを引きつける話、とても魅力的な人だ。

L氏は信州のリンゴ酒と『柿ピー』を持参、信州のリンゴ酒は博物館行きとなったが、S氏は『柿ピー』にはまってしまった!

各種のリンゴ酒を試飲、醸造タンクやリンゴ洗浄設備、粉砕・プレスのシステム、瓶洗浄・瓶詰・ラベル貼りのラインなども見学させてもらった。

ずいぶん飲んで、さらにL氏ともに何本か買って重くなってしまったので、カミさんに車で迎えに来てもらった。彼女にはざっと設備の説明をして少し飲んでもらった。

悪酔いしにくく、夏にはすっきりさわやか、冬には体を暖める飲み物としても最適なアップルワイン、皆様もいかがですか?
by ichironoda | 2009-07-10 00:30 | フランクフルト/Frankfurt
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フランクフルト市立オペラ首席コントラバス奏者、ヴィオラ・ダ・ガンバ/ヴィオローネ奏者、野田一郎が、お知らせ、独り言、ドイツ・フランクフルト事情を発信します。


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