フランクフルトから/Grüß aus Frankfurt

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弦が切れた!

2009年6月25日(木)
昨日の自転車に続いて,強は本番中に弦が切れました。

ハンス・プフィッツナー作曲『パレストリーナ』の本番で,第2幕、静かな響きの中コントラバスが活躍する部分で,突然『バンッ!』という音がして目の前を何かが飛んで行きました。



私はコントラバスにガット弦を張っています。
オーケストラの仕事の5弦コントラバスでは上4本プレーンガット(何も巻いてないガット弦そのもの)、
一番下のH線だけ銀線と銅線のタンデム巻き(横に揃えて巻いてある)です。
その1番線、G線がちょうど弓のあたる位置で切れていました。

直後にコントラバス4本が4声を弾く場面になります。ここは1本づつずらして演奏、そのあとのコントラバスソロは副主席の女性が見事にこなしてくれました。ブラヴァ!

弦の予備を持っているか記憶になかったので,最初は切れた部分を結んでみましたが,不安です。
静かにピットを出て控え室に行ってみると,幸いなことに楽器のソフトケースのポケットに弦1式予備として入れてありました。
早速ピットに持ち帰って静かに弦を張ります。もちろんその間オーケストラは演奏しています。
ガット弦は音程が落ち着くのに時間がかかりますが,すぐにある程度落ち着き,あとは何秒か毎に少しずつ巻き取って音程を調整します。

ソロを引き取ってくれた仲間に感謝!
この本番はCD実況録音だったので,音響技師の皆さん,ごめんなさい。でも悪気はなかったんで・・・・・

直接の原因はこのところ急に高くなった湿度だと考えています。

2度あることは・・・・・・
一昨日の自転車、昨日の弦に続いて,何も起こらないと良いのですが。
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by ichironoda | 2009-06-26 16:15 | KB, VdG, Violone
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フランクフルト市立オペラ首席コントラバス奏者、ヴィオラ・ダ・ガンバ/ヴィオローネ奏者、野田一郎が、お知らせ、独り言、ドイツ・フランクフルト事情を発信します。


by ichironoda
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