400kmブルベ、完走記 4, CP 2 - CP 4
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写真集です。
400kmブルベ
ユーザー:brevet400km
パスワード:HH-Horn
GPSデータ、地図:TrailRunner Weblog、09/05/23
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CP 2は飲料マーケット、普通のスーパーも併設されていて飲み物とおやつを買った。
トイレを済ませて自転車に戻ったら、中年夫婦が話しかけって来た。
あちこち自転車旅行をしているそうだ。
ここから再び南下する。
なんだか辛くなってきてスピードに乗らない。
平坦に見えるけどエルベ川から若干登っている気がする。
177km地点、鬼門だ。
キューシートのミスで、コース学習の時に理解できなかった。右折するべきところ左折になっていたのだ。無事通過。
182km, 16:30。エッツェンだ。
空腹で、何かしっかりしたものが食べたい。次のCP3では食事がとれるが、まだ40km先のこと。
エッツェンでは村祭り『射撃祭』をやっている。ジビエ(鹿やイノシシ)の猟師のお祭りだろうか?↓
ソーセージの屋台を見つけて早速ほおばる。美味い!!ビールも飲みたいが、さすがに遠慮した。
225km, CP 3、18:50(多分)
市ハンケンスビュッテル脇に森と湖があり、そこのキャフェ・ビストロだ。
到着1時間ほど前に電話をしておくとすぐに食事を用意できるということだったが、もう客は少ないし、パスタならすぐにできるということだった。つまり軽く茹でてあるパスタを使うということ。味はあまり期待できない。
プール、ビーバー館(野生のビーバーを餌付け、生態を展示)、湖、森の散歩道などが整備されていて、感じが良い。残念ながらビーバー館はちょうど閉ったところだ。
水着を持ってきているので泳ぎたかったが、思いとどまった。体力消耗は危ない。
なんと17人走っているうち14番だと言う。ラストじゃないみたい。
ちょっと茹で過ぎのペンネ・ボロニェーゼを食べた。経営者、コックとも旧東ドイツ人だ。
20時頃、西に向けて出発した。
初めて水牛だ。↓
イタリアのチーズ、モッツァレッラで水牛を使ったものは一段と美味しいが、ヨーロッパでは普通の牛に比べて水牛は中々見られない。
獰猛で、1頭こっちを見ると突進してきたが、さすがに電流を流したある電線で立ち止まった。
21時過ぎ、暗くなる前にヘッドライトをヘルメットに取りつけた。重くなるので夜だけつけるようにしているのだ。
どうも様子がおかしい。ぐらぐらするので調べたら、台座のネジがゆるんでいた。
これを締めるには薄いクッションをはがさないといけない。さいわいネジ穴はバカになっていなかったので、きつく締め直した。
暗くなるとヘルメットライト無しではサイクロコンピュータもキューシートも読めなくなるので危険だ。
最後に台座にライトを輪ゴムで取り付けるのだが、きつい!
やっと入ったときは1時間ほど経過して、既にかなり暗い。
275.5km, 23:00頃、CP 4、ベルゲン市のシェル・スタンドに到着。
ナチス時代のドイツ、強制収容所のあったベルゲン・ベルゼンは4km南西にある。
一般にユダヤ人のことが大きく取り上げられるが、共産主義者などの政敵、同性愛者、身体障害者、シンティ・ローマ(ジプシー、チゴイナーも同意)なども大勢虐殺されている。
このCP 4は22:00に閉店してしまう。
時間外には,近所にある替わりの店や個人(できれば制服組)に事情を説明してサイン、時刻と携帯番号をもらえ,とブルベカードに書いてある。
さいわい道の反対側のキオスクが閉店掃除中だったので、サインをもらえた。
ヘッドライトの問題がなければ間に合って,飲み物も買えたはずなのだが・・・・
休まずに暗い中をCP 5、ヴィンセンに向かう。