フランクフルトから/Grüß aus Frankfurt

ichironoda.exblog.jp ブログトップ

ライン下り - 2、2009年2月26日更新

再びスイスに。今回は近所の飲み仲間、Pというドイツ人男性と弥次喜多旅行だ。
2008年7月26日(土) - 2008年7月30日(水)

1日目:26日(土) フランクフルト (車移動) ルエラス泊

2日目:27日(日) ライン源泉、サイクリング、トレッキング、ルエラス泊

3日目:28日(月) ライン川サイクリングロード (車移動) ベルギュン泊

4日目:29日(火) (ドライブ) ラントヴァッサー石橋、アルヴァノイ・温泉プール、アルブーラ峠、シルヴァナ峠、ベルギュン泊

5日目:30日(水) (ドライブ) ベルギュン発、オーバーアルプ峠、フルカ峠、グリムゼル峠、フランクフルト


参考:スイスの地理、地名、説明↓のHP。
[ヨーロッパアルプス 峠ドライブ 写真紀行](リンク許可申請中)





7月26日(土)、1日目

午前11時30分フランクフルト発、バーゼル経由でスイスに入る。
目的地未定、前回のアンダーマットからオーバーアルプ峠を越えて、適当なところに宿を取ろう。
ルツェルン郊外で給油したほか休み無しで高速A2号線を走行、ゲシェネンから旧道『ゴッタルド通り』に抜ける。ゴッタルドトンネルはまたもや渋滞だ。
ゲシェネンの町を通り過ぎて国道N2号線に合流。

赤いデヴィル(悪魔)の絵が描かれている岩山を回り込むと、
a0056401_22542656.jpg

↑前回通過時の写真。霧で見にくいけどトンネル出口の左側にデヴィルが・・・・
旧道時代は事故が多く、悪魔の仕業と語り継がれたという。ライン川のローレライ伝説に似ている。

↓ゴッタルド・マッターホルン鉄道が急流を見下ろしながら岩山のトンネルに吸い込まれている。
a0056401_22453220.jpg


アンダーマットを通過し、国道19号線『オーバーアルプ通り』に入る
前回苦労して自転車で登ったオーバーアルプ峠を、車で楽々と越えた。
相変わらず車、バイク、自転車が多い。

峠を過ぎるとグラウビュンデン県だ。
ここからレート・ロマンシュ語(正しくはその元になった3方言の一つ、スル・シルヴァン語)の地域だ。
道の名前も『Via Alpsu(ヴィア・アルプス)』になる。
日常会話はスル・シルヴァン語とスイス・ドイツ語。

峠をかなり下ったルエラスという村でギルデ・マーク(美味しいレストランの集まり)を掲げたホテル・レストラン、ホテル『ポシュタ』を見つけた。幸い2部屋空いていたのでここに泊まる事に決定。
ルエラスは海抜1450m、峠の反対側、アンダーマットとほぼ同じだ。

夕食前、3kmほど峠に向けて一人で自転車を漕ぐ。結構きついぞ、これは。
Pはホテルのテラスで山々を見ながらビールを飲んで待っているそうな。

夕食、さすがはギルデ・レストランだ。満席の中ですばらしい食事が続く。
部屋が空いているか電話したときにレストランも予約したのは正解だった(ほっ)


7月27日(日)、2日目

前回(7月19日)の続きを走るが、その前に友人Pの自転車を借りにディゼンティス駅に車を飛ばす。
↓駅にはなんと日本語表示が!!上からレート・ロマンシュ語、ドイツ語、イタリア語、英語、そして・・・・・フランス語が無い???
ちなみにスイスの公用語はドイツ語、フランス語、イタリア語、レート・ロマンシュ語の4言語。
a0056401_0454017.jpg


ライン川に逆行してオーバーアルプ峠に向かう。
最急勾配10%、距離11km、高低差は600m、アンダーマット側からとほぼ同じ。

だらだらと勾配の連続ですぐにあごが出る。
休みを減らし、ゆっくりでも良いからなるべく連続で登るようにした。
途中雨がぱらつきこの先の事が心配になる。

↓休憩したチャムート(Tschamut)集落の奇麗に塗られた消火栓。以前はたくさんあったけど最近は珍しい。消防からクレームがついたせいかも。(このあと2本見つけた。)
a0056401_6404113.jpg

幾重にもヘァピン・カーヴが続く。車にも、オートバイにも自転車にもどんどん追い抜かれる(とほほ)。
結局また3時間弱で登りきった。ふ〜〜〜〜〜っ、もうヘロヘロ。

先日と同じレストラン『Ustria Alpsu』で昼食をとる。
ウストリアはロマンシュ語、イタリア語では『オステリア』。

ウェイトレス達が私の事を覚えていてくれた。(へへへ)
↓1週間前にもここにいたっけ。
a0056401_6565947.jpg


ここからはラインの源流、Lai da Tuma(Tomasee)にトレッキング。
前回、1時間半で行けると聞いていたので軽い気持ちで出発、後になってとんでもない事がわかった。
急斜面を斜めに上がっていく道は、すれ違えないほど狭い場所や、岩がごろごろしているところもあって、斜面もだんだん急になる。怖いし歩きにくい。高所恐怖症なんで・・・・・

↓随分登った。自転車で走って来た道路が見渡せる。
a0056401_6412086.jpg

画像にマークを入れたけど・・・・わかるかな?
右奥がホテルで、赤い矢印に沿って走った。峠は写真のずっと左の方。そこから斜面を登って来た。(写ってません)

尾根がすぐ近くに見えていて、そこを超えれば目の前に湖が広がりそうな気がする。
でも超えるとまた次の尾根が見えると言う繰り返し。
雲も出てきたし、このまま雨になって暗くなったらどうしよう、と不安が・・・・

↓トレッキング開始から2時間経って突然静かに重く湖が見えた!
a0056401_337352.jpg

↓ロッテルダム(オランダ)の河口まで1320km。
a0056401_3372585.jpg

こんなところにも魚が棲んでいてたまに飛び上がっている。
よくやった!と自分を褒めてリンゴをご馳走する。

雨が降り出しそうなので15分ほど休憩して下山。
ライン川、といっても小さな滝か小川かと言う代物だけど、の反対側を降りる道に入るが、水の流れるガレバを降りていくようなもので怖い。↓
a0056401_3473315.jpg

先も見えないしどこに通じているかもわからないので、引き返して来た道を戻る事にする。

雨がぱらつき始める中、1時間でオーバーアルプ峠に戻れた。
足がだるくて動かない。あ〜〜〜〜〜、疲れた!

ほとんど人気の無くなった峠には、ウエイトレスがくつろいでいた。
下りは体温をかなり奪われるので、長袖のヤッケを着た。
彼女らに別れを告げて下りを走り始める。
あんなに苦労した登りをあっという間に駆け降りてホテルに帰ってきた。

今晩も同じギルデ・レストランでご満悦。


7月28日(月) 3日目

自転車では荷物を運べない(当然だけど)ので、車と荷物をホテルに置かせてもらう。
今日の目的地Ilanz(イランツ)から列車でホテルに帰り、今晩の宿泊地ベルギュンに向かう予定。

Rueras(ルエラス) - Ilanz(イランツ)
午前10時発
ディゼンティス(独)/ムステール(レ・ロ語)に向かう。
舗装された国道19号線は車も少なく走りやすい。下りをスイスイ進む。気持ち良いぜ!

↓この地方に多い石橋。
a0056401_6414718.jpg

↓観光、酪農とともに林業が盛んなのもこの地方の特色だ。材木の積み方が合理的で安全だ。昔日本では、子供が材木置き場で遊んでいて下敷きになる事故が度々あった。
a0056401_6422923.jpg


ディゼンティス/ムステルに入ってすぐ面白いものを発見。
↓どうやって結んだのかな?
a0056401_6472329.jpg

↓ベネディクト修道院『聖マーティン』と併設の教会。西暦7世紀からの歴史が物語る。
a0056401_20391831.jpg

a0056401_2035322.jpg


↓うわ!なんと編み物で覆われている!ディゼンティス/ムステルの泉
a0056401_6233042.jpg


ディゼンティス/ムステルからライン川に向かっておりていく。
途中からは未舗装、それもかなりの急勾配を下りる。逆方向に走るときは大変だなぁ!
a0056401_20394553.jpg

a0056401_20405453.jpg

a0056401_20412430.jpg

↑ライン川はどんどん幅広く水量も豊かになっていく。

レーティッシェ鉄道、国道19号線、ライン川サイクリングロードがライン川と並行しながらお互いの位置を変えて下っていく。4つ編みのようだ。

木造の古い家屋や納屋が建ち並ぶ。
a0056401_20414992.jpg

a0056401_20421360.jpg

山の中腹や野原には牛たちがのんびり草を食む。
a0056401_20423973.jpg

ちょっと色落ちした消火栓2題
a0056401_20433360.jpg

a0056401_6222847.jpg

なんでここにラーマが????
a0056401_20435719.jpg

花と泉はスイスの美しさ。
a0056401_6234323.jpg


イランツの手前では雨がぱらついた。
駅に到着、早速ルエラスに戻る切符を購入。
Pの自転車はここで返却する。鉄道会社のレンタルサイクルなので楽ですね。

列車がやって来た。
牽引はサイリスタ制御のGe4/4 IIだ。赤い機関車が赤い客車を牽引している。
この列車はレーティッシェ鉄道とマッターホルン・ゴッタルド鉄道の接続駅、ディゼンティス/ミュステールが終点、そこから乗り換える予定だ。
返した自転車は他の乗客のバイクと一緒に駅員の手で荷物車に丁寧に積み込まれる。輪行袋は必要なし。分解もせずそのままだ。
自分自転車は駅に駐輪しておいて、後で車で取りにくる事にした。

さて発車するこれまで走って来た道が懐かしく見える。
次第に雨が降って来た。行き先の方は真っ暗だ。雨は激しくなるばかり。
サイクリング中に降らなくて良かった!

終点では数分の待ち合わせの予定だったが、列車が来ない????
どうやら嵐で運休している模様だ。
質問した駅員は、こちらがドイツ語で聞いているのにとんちんかんな英語で返事をしてくる。
内容は、『分からない、待ってろ』てな感じ。パニックに陥っているようだ。

暫くすると緑色のベンツ小型バスがプラットフォームの脇に入って来た。
駅員に聞いても行き先が分からないという。乗客(25人くらいかな?)はみんな「????」。
とにかく乗れというので全員乗車する。

走って数分でバスは突然右折、農道に入った。
斜面を登って行くと小さな駅、Segnasのホームが見えて来て列車が止まっている。
バスはプラットホームに乗り入れて止まった。雨の中を列車に乗り込む。

やっと列車に乗れてみんなほっとした様子だけど、その先の接続もまだはっきりしていない。

我々はルエラスで降りた。

ホテルは今日休み。宿泊客は勝手に出入りするのだ。
荷物を車に積んだら早速イランツ駅に向けて出発。イランツで自転車を積み込んだ後はベルギュンに向かう。途中携帯で部屋を確保した。

ホテル・ラディーナ
前回来たときはホテル・ゾンネンハイムという名前だった。
改装に合わせてロマンシュ語のホテル名にしたとのこと。
チロルというのはオーストリアとイタリアに属する山岳地帯で、その一部がラディーナという言葉を話す。ロマンシュ語のヴァラーダーとプターはラディーナ語に酷似、というか属するそうだ。

食事はうまいし、部屋はきれい、その上値段も高くない。
いつもの7号室にしてもらった。窓からレーティッシェ鉄道ベルギュン駅が見えるから。

7月29日(火) 4日目
朝飯前に1人で軽くサイクリング。といっても山の中、道はすべて勾配だ。数キロ走って終わり。

レーティッシェ鉄道はユネスコ世界遺産に指定されたが、その目玉の一つがラントヴァッサー石橋だ。


未完
[PR]
by ichironoda | 2008-09-27 06:14 | 自転車/Fahrrad
line

フランクフルト市立オペラ首席コントラバス奏者、ヴィオラ・ダ・ガンバ/ヴィオローネ奏者、野田一郎が、お知らせ、独り言、ドイツ・フランクフルト事情を発信します。


by ichironoda
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31