ウォッシュレット
1994年初め、現住所に移った。
日本ではほとんどついてるウォッシュレット、ドイツではまだ珍しい。
入居前に改装するので、これを機会に是非導入したいと思っていた。
当時、近所の水周り専門店にあったのはGeberit(スイス)製かPanasonic。
築100年程のこのアパート、フランクフルト特有の狭いトイレなので、
操作盤が横に出ているPanasonicは無理、シンプルでデザインの良いGeberitに自動的に決まった。
ゆかを簡単に掃除できるように壁付けトイレにするので、同じくGeberitの壁内蔵水槽をつける。
このGeberit, WC 3000、3年後に内部でショートしてしまった。
Geberitのサービス体制は素晴らしく、すぐに来てくれた上、新品と交換、保証期間はとっくに過ぎているのに全て無料だった。
新WC 3000はその後10年間使ってきたが、最近ノズルの調子が悪く、その上水漏れも始まった。
久しぶりにGeberitに電話をすると、会社の住所も体制も、ラインアップもまるで違う。
WC 3000は既に10年前に製造中止、部品もほとんどないとの事。
修理不能と言う理由で、後継機(一番安いヤツ)、Balena 4000を特別割引、普通1000ユーロほどのところ、送料込で666ユーロだ。
すぐに注文する。
なんと今日、もう届いた。
古いWC 3000簡単に取り外せたが、便器との間にシリコン充填剤がしっかりとくっついている、う〜〜〜ん。
色々やったが取れず、結局シコシコとカッターナイフで取った。
便器(陶器)の表面を傷つけずに作業するのは難しい。
やっと奇麗になってBalena 4000を組み込んだ。(*^_^*)
コンセントは問題ないが、給水管の接続ができない。
接続部の寸法が違うのだ。
ホーム・センター(の様なところ)に行ってフレキシブルパイプを買ってくるつもりが、シリコンで時間を食ったので来週までお預け。
トイレは使えるけどウォッシュしてくれない(トホホ_)
別の問題点は操作盤が見えない事。
WC 3000は向かって右のボタン(便座の根元)を押す洗浄、左が強弱スイッチで、
簡単で良かった。
Balena 4000では操作盤が側面、家のトイレは狭いので見えないから手探りで操作するしかない。いずれ壁に鏡を付けようと思う。
写真は新型のBalena 4000!
残念ながら古いWC3000と、奇麗になった便器本体の写真は撮りわすれた。
男性立ちション禁止ラベルも買ってこないとね。
by ichironoda
| 2007-10-15 16:27
| フランクフルト/Frankfurt