フランクフルトから/Grüß aus Frankfurt

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2012年 ブルベ 03, 04、Feche Allmagne, Niedersachsen 600km 完走!

・・・・・・・未完

今年はオーケストラの仕事が忙しくて、出られるブルベが少ない。
その結果Fleche Allemagneと600kmブルベが連続してしまった。

5月17日 (木)、09:00-09:00(翌日)、Fleche Allemagne (375km, 24時間)
5月19日 (土)、09:00、600km、ニーダーザクセン (Niedersachsen)(40時間)

結果は・・・・
Fleche Allemagne (Team-Nr. 43), リンブルク (Limburg) - アイゼナッハ (Eisenach)
5月17日 (木) 09:00 - 5月18日 (金) 08:59, 23時間59分。ぎりぎりセーフ, 375km

600kmブルベ, ニーダーザクセン (Niedersachsen)
5月19日 (土)、09:00 - 00:34 (翌々日)、611km、39時間34分



2012年1月、ハンノから
「2012のフレッシュに出たいけどチームに入らないか」と誘いがきた。
昨年(2011)の600kmブルベ, ニーダーザクセン (Niedersachsen)で知り合いになったリンブルクの医者だ。
足手まといになるのがいやだったので断るつもりが、何となく承諾してしまった。(軟弱!)

参照:各国で規定が異なる。日本では・・・・
Audax Japan「フレッシュとは」
Fleche Japon フレッシュ規定

Fleche Allmagneは、パリ・オーダクス(ACP)の認可の元にドイツ-オーダクス(ARA)が開催するフレッシュ。

今年の参加は60チーム、我らのチーム H.T.I.S.は登録番号43だった。

チーム名【H.I.T.S.】は
ハンノ (Hanno)
一郎 (Ichiro)
トーマス (Thomas)
シュテファン (Stefan)
の頭文字だ。

ドイツフレッシュ規定と日本のそれと異なるのは、やはり開催日だろう。

【偶数年に開催し、キリスト昇天祭の木曜日午前9時にスタート、24時間後、翌金曜日の午前9時にゴールする。
ドイツ各地から星形コースでアイゼナッハ (Eisenach) のヴァルトブルク城 (Wartburg)を目指して集まる。】
日本だったらキリスト昇天祭なんて言われてもピントこない人が多いだろう。
ドイツではこの日は休日になる。

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2012年5月
スタートの前夜にモーツアルトのオペラ【魔笛】が入っているのと、スタートのリンブルクは車で1時間かからない場所なで、当日の早朝出発した。

ハンノの家で支度する。
なんとシュテファンが病気で入院してしまったので3人で走ることになった。

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サイクルコンピュータのデータがおかしい。どこかでリセットしてしまったようだ。
ゴール後の確認では375km走っていた。
さらにGPSデータも消えていた。

走行距離:313,49km
走行時間:19時間33分
平均速度:19,08km/h
最高速度:53,74km/h


5月17日 (木)、09:00、実際は10分遅れでスタートした。
コースはGPSでもらっただけなので、キューシート無し、キャプテン・ハンノの指示に従って走るほかはない。

リンブルクを東に走った後北進、直角に右折してアイゼナッハに向かって南東に下がってくるコースでだけれど、走りやすい道がほぼ並行してあったりするとどんどん変更してしまう。

季候が良くて助かるが、結構気温は低い。
雨具も持っているけれど、これは後で防寒になるだろう(そしてその通りになった)
荷物が重い。普段のブルベ用装備に加えて、終了後の着替えやタオルも持っているからだ。
ドイツのブルベはほとんど周回コースだけど、今回のコースは片道。帰りはシャワーを浴びて、着替え、列車で戻るのだ。

景色はきれいだけどどこを走っているのかわからない。それでも知っている場所に何回かでくわした。
少ないPCはすべて無事通過。

夕方、しっかり食べておこうとコースを外れある町のピザ屋に入った。
いやな予感が的中して、非常にまずい!
それでもノンアルコールの白ビールが美味しい。これはアイソトニック飲料なので、その後の走りがすばらしくなる。

ものすごく寒い!体の震えが止まらない。夜間装備と同時に防寒に重ね着するが、着替えしているピザ屋のトイレがこれまた寒い!
結局ありったけのジャージを着込んで、その上に雨具を着用した。これで何とか走れる。
夜間は気温が6.5度くらいまで下がった。
後半はどうも力が出ない。キャプテンが気合いをかけてくる。(ごめんね、キャプテン!)
それに眠い!!

夜が明けた。もうすぐ最終PCだ。
昨日は休日でトラックは走行禁止だったけど、今朝は朝からすごい交通量だ。怖い!

最終PCには自分が足を引っ張ったせいもあって、なんと6時40分くらいになって到着した。
このPC、スーパーマーケットだ。7時開店と言うことでキャプテンが交渉。開店前に買い物を済ませ、ブルベカードには7時と書いてもらう。そして7時になったらすぐにスタートというわけだ。

ここからゴールまでは30kmほどある。2時間で到着するか心配だった。

ついにアイゼナッハに入った。
ヴァルトブルク城は山のてっぺんにある。↓
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本来車道が直前まで延びているのだけれど、キャプテンが近道を探し出してきた。
住宅地の急勾配、多分16%以上あるかと・・・・を登り切ったら、今度は森の獣道のようなところを上がっていく。
当然未舗装で細く、相変わらず急勾配だ。ついに自転車から降りて押した。
それでも稜線の道に出たら勾配が緩んだ。城の下まで頑張って漕ぐ。
城の下からはまた未舗装急勾配野道が始まる、それが終わると今度は石畳急勾配だ。
(ここはゴール後乗って降りたけどブレーキが効かず怖くなって降りた。)

それでもぎりぎりでゴール、なんと8時59分だ。
本当はすでに5分ほど過ぎていたのだけれど、狭いお城の前庭には観光客と参加者でごった返していて、PCのテーブルまでたどり着けない状態だ。そのため【8時59分】というリザルトにしてくれた。
ゴール後しばらくすると空いてきた。大部分のチームは中庭で写真撮影だったらしい。↓
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こんな狭い城にも車が入ってくる。↓
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ハンノ(左)、トーマス(中央)、一郎(右)↓
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トーマスの2輪リカンベントと自分のグリーンランドナー号↓
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リカンベントには強豪女性チームもいた。
ヴェロモビル『ミラン(Milan)』も出走↓
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ブルベも4年目なので、知り合いも増えた。何人かに出会えたので挨拶をしてから山を下る。

シャワーはスポーツ施設の貧弱なもの。裸の男性参加者が列をなしている。その中を女性参加者がかき分けてレディースルームに出入りしている。ヨーロッパはこの点おおらかだ。なんと言ってもヌーディスト運動の盛んな国だからなぁ。

天気の良い休日なので列車も自転車いっぱいだ。
我々は予約してあるけれど、予約の場所にも他の自転車がおいてあって、もうむちゃくちゃだ。
それでも何とか自転車を固定して席に座ったとたん、3人とも深い眠りに落ちた。
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5月18日 (金)、
走行中、どうも変速機の調子が悪かった。前後ともだ。先日調整してもらったばかりなのに。
リンブルクに到着してすぐにハンノ行きつけの自転車店に行って調整を頼む。
この店はハンノの自宅のすぐ近くだ。さらに近くのピザ屋に入った。
昨日のまずい店と違ってうまい!
まずは完走の乾杯だ。ノンアルコール白ビールが美味しい!

ハンノの家にはマッサージ師が待機している。
まずは自分がマッサージしてもらうけど、すぐに寝入ってしまったらしい。マッサージ後1時間で起こしてもらった。
トーマスはすぐにベッドに入った。彼はケルンまで1時間ほどかけて車をとばすのですぐに寝たのだ。
こっちは600kmブルベのスタートまで350km, 3時間半ほどかかる。

まずは自転車を引き取る。
調整だけでなくてバーテープも交換してもらった。今回は黒!


ヴォルフェンビュッテル (Wolfenbüttel)までナビを頼りに走ったけれど、高速を降りて給油したら、ナビが工事通行止めまで連れて行ってくれた。やれやれ。
適当に見当をつけて走り回ったおかげでえらく遠回りをした。
ホテルに着いたのは零時半を回っていた。10時半にはつく予定だったのに。ぶつぶつ!

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5月19日 (土)、
初めてのブルベ体験はここの(Niedersachsen, ニーダーザクセン)だった。
2009年, 200km (完走)
その後
2010年, 200km (完走), 400km(DNF), 600km (完走なるもブルベカード紛失で失格)
2011年, 400km (完走), 600km (完走)

結果は完走。
サイクルコンピュータ・データ
走行距離:608,37 km
走行平均速度:20,58 km/h
走行時間:28時間33分23秒
最高速度:53.26 km/h

総時間:39時間34分

GPSデータGPSies - 2012-05-19 Brevet600km Niedersachsen

ホテルから近いし勝手知ったるここの600km、ゆったりと準備してホテルから車を出す。
手続きもいつものパターンだ。
と、入口に知った顔が立っているではないか!
また例のフーベルト君だ。
会えたのはうれしいけど、今回は単独走したかったのでいやな予感が・・・・・・。

Start, ヴォルフェンビュッテル Wolfenbüttel, 09:00 (09:00)
スタート位置では最後部に陣取って並んだ。
クリスティアン(オーガナイザー)がなにやらこっちに向かって言っている。
(+。+)アチャー。ブルベカードを受け取り忘れていたのだ!



スタートでは彼と二人、取り残された。
時間はたっぷりだし、1人の方が気が楽なので気にしない。

今日は1週間ほど前の予報では雨だった。でも晴れていて気持ちが良い。気温も最適!
知ったコースだし、一昨日のFlecheの疲れもあるからのんびり走りたい。

2年前の600kmで休憩した場所が見えた。
なにやら自転車乗りがタバコをふかして休んでいる。
悪い(ゴメンネ、フーベルト君)予感が当たった!
例のフーベルト君だ。良いやつなんだけどたばこがねぇ・・・・・

この休憩所は泥炭露天掘りの見晴台で、炭鉱用電気機関車と掘削機が展示してある。↓
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オッシャースレーベン (Oschersleben)
旧東独展示施設を通り過ぎる。↓
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オッシャースレーベン・レーシング場を通りかかった。

この辺は風の強いことが多い。交互に前を引くが彼に引いてもらうことが多かった。
珍しくフーベルト君が後ろに付く。↓
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いつもここを通り過ぎると写真を撮る。
『フランクフルト市』は州道246、クライン・オッシャースレーベン (Klein Oschersleben)ヴァンツレーベン (Wanzleben)の間にある、15軒ほどしか家がない小さな村↓
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CP1, 97km, オッタースレーベン (Ottersleben) Agipスタンド, 14:00 (11:51 - 15:28, 余裕:01:28)

CP1の後、マグデブルク市の南端、小さな空港の横を通る。↓
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旧東ドイツはドイツ統一22年経った今も、まだまだインフラ整備が進んでいません。
所得税の7.5%を『連帯税』として払い続けていますが、先は長いですね。
そうこうしている内に旧西側地域のインフラも再整備が必要だ足りして、ドイツはこの先どうなるんでしょうか?
画像が良くないんですが、マグデブルク市 (Magdeburg)の市電通りです。線路、石畳、アスファルトをなんだかパッチワークですね。↓
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インフラ整備が進んでいる部分も見えます。↓
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シェーネベック (Schönebeck)でエルベ川を越え、↓
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5kmで旧エルベ川に至る。
今のエルベは船舶交通用に運河として建設されたもの、対して旧エルベはとても美しい。
旧エルベ沿いにアルテ・フェーレ (Alte Fähre)『古い渡し船』というこぎれいなレストランがある。フーベルト君も寄りたいというので、昼飯にした。

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朽ち果てた農家、リフォームされると良いんだけど、旧東独地域は経済的に難しそうだ。↓
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CP2, 144km, ツェルプスト (Zerbst) Totalスタンド, 17:03 (13:16 - 18:36, 余裕:01:33)

平坦な直線路を向かい風を切って東に進んだ。
右手にはドイツ国防軍の訓練用地が拡がっている。

廃線の踏切跡・・・(Reuden/Anhalt - Reetz間)↓
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Reetzを過ぎてすぐ右手に前回もフーベルト君と写真を撮った煉瓦工場の廃墟。↓
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最近シェアを増やしている安売りスーパー【Netto】は新しいロゴを使い始めた。↓
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走行中のB246とB102との交差点、直進しかできない!(^▽^) ↓
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陽が低くなって温度が下がり始める。

CP3, 218km, クロスター・レーニン (Kloster Lenin) フリー、ベトナムレストラン『Ha Noi』, 21:46 (15:27 - 23:32, 余裕:01:33)
前々回入ったトルコ料理店はもうない。前回の中華はベトナム料理に変わっていた。
ブルベカードにスタンプを押してもらえるように説明するのだが全然わかってもらえない。
夜間装備に切り替えて表に出るともう完全に暗かった。

GPSを頼りにひたすらポツダムに向かって漕ぐ。

238km, クライストゥ(Klaistow)アスパラ公園、前回にもフーベルト君と写真を撮った実物大模型【サンタ・マリア】を見て通過する。

CP4, 264km, ポツダム (Potsdam) フリー、ベトナムレストラン『Ha Noi』, 00:52 (16:53 - 02:36, 余裕:01:44)

272km, ヴィルヘルムスホルスト (Wilhelmshorst)ポツダム (Potsdam) から8km地点、フーベルト君と相談してバス停で仮眠をとった。
アルミシートをかぶって45分間寝る。携帯の目覚ましで起きたとき、深夜バスが通り過ぎた。
乗客が変な目で見ている。(恥)


夜間走行・・・・あまり良く覚えていない。
モチベーションが上がらない。フーベルト君に遅れがちになってしまう。

明け方、ついに切られてしまった。
ついでにコースミスをした。ケムニッツ (Kemnitz)に入る手前で左折するところを直進したのだ。
フーベルト君が待っているかもしれないので、正式ルートの方をいったん走り始めるけれど、まあそんなことはないだろうと思ってやめた。

注:発音はほとんど同じケムニッツ(Chemnitz)とは別で、こちらは村。東独時代カール・マルクス・シュタット (Karl-Marx-Stadt)となっていましたが現在は再び【ケムニッツ(Chemnitz)】に戻されています。

CP5, 351km, イェッセン (Jessen) Totalスタンド, 07:56 (19:31 - 08:24, 余裕:00:28)
スタンドではフーベルト君が待っていた。
再び一緒に出発する。

CP6, 389km, トルガウ (Torgau) ARALスタンド, 10:40 (20:47 - 10:56, 余裕:00:16)

気温が上がってきた。


CP7, 504km, カルベ (Carbe) SHELLスタンド, 17:51 (00:36 - 18:36, 余裕:00:45)

Goal、CP8, 611km, ヴォルフェンビュッテル (Wolfenbüttel),00:34 (03:48 - 01:00, 余裕:00:26)

未完
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by ichironoda | 2012-05-24 06:25 | 自転車(ブルベ)/Fahrrad
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フランクフルト市立オペラ首席コントラバス奏者、ヴィオラ・ダ・ガンバ/ヴィオローネ奏者、野田一郎が、お知らせ、独り言、ドイツ・フランクフルト事情を発信します。


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