フランクフルトから/Grüß aus Frankfurt

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友人宅訪問

‎2011年8月5日(金)、・・・・・・・未完

T.O.君夫妻から食事に招待された。
彼はフルート奏者で、マンハイム・オペラに所属。ピッコロ奏者としても有名だ。
バロック音楽やマンハイム楽派などにも精通してる。
フランス、ベルギー、ドイツ、他を股にかけて仕事中!

奥さんはピアニストで素晴らしい料理人。



今回の話は、彼等が長年住んだ町中からワイン用ブドウ畑の広がる郊外に家を買ったことから、始まった。
やっと家の中が整理できたので、ちょうど夏休みに入ったことだし遊びにおいで、と言うことだった。
当方は夏休みが今週で終わる。オーケストラはあと2週間休みだけど音楽学校のレッスンがはじまるのだ。
で、早速遊びに行くことにした。

GPSiesでルートを作ってみると、我家から100km、往復でも最短ブルベと同じ200km。
天気も持ちそうだったので自転車​で行く事にした。
全体にほぼ平坦だ。
税理士のところに書類を引き取りに行ってから、14:30 スタート。
結構良いスピードで進んだ。

ビブリス (Biblis) を通過。
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ここは本当は通りたくない。この街のライン川ほとりにドイツ最古の原子力発電所が建っているのだ。
古い炉は国民の圧力で現在運転をやめているけれど、停止している炉の危険性はご存じの通り。

80km地点、ヴォルムス (Worms) までは順調に進んだが、ここで雨がぽつりときた。
念のためレインジャージを着て、靴にはビニール袋をかぶせる。みっともないけどこれが軽いし効果的だ。

ライン川を渡ってヴォルムスに入る。橋の取っつき道路が工事中で、サイクル・ロードがわかりにくい。
その上予定していた国道9号線は自転車通行禁止ときた。
仕方がないのでヴォルムスの町中を抜ける。
ついでにブドウジュースを買った。1リッターの重い瓶だ。やれやれ。

国道9号の自転車通行可能区間に出るまでちょっと道に迷って、時間を食ってしまった。

95km地点、マックスドルフ (Maxdorf) で手土産を買おうとしていたら、奇麗な店が目に入った。
ワイン、オリーブオイル、バルサミコ酢、チョコレート菓子などを売っている『La Bottiglieria』という店だ。
アンティチョークとバジルのペースト、チョコレート菓子(トリュフ)を買った。
さあ、支払い・・・・・???
ジャージの背中ポケットを探ったが何もない。
ええええええええ!財布を落とした?

そういえば軽い上り勾配で何かが落ち​たような音がしたなぁ・・。
クレジットカード2枚、銀行カード1​枚、現金300€が入っている。
財布と言ってもジップロックのビニール袋だ。
自転車乗りはみんな使ってる。安価、軽量、防水なので便利なわけ。

そばにいた客がカード封鎖用の電話番号を教えてくれたので、早速手続きした。
ドイツのカード2枚はこれで安心だ。
日本のカードは友人宅で処理するしか無さそう。
買物分は後日振込めば良いというので好意に甘えた。

大分遅れた(予定より1時間半)ので、全開で漕ぐ。

T.O.君宅に着いた。
古い建物が3棟あって、その一つ、細長い2階屋、築100年程の家が奇麗にリニューアルされていてすばらしい!

まずは日本のクレジットカードを止めた。T.O.君がネットで電話番号を調べておいてくれたのだ。
世界中から日本語で処理できる。便利だねぇ(^_^)

この夫婦音楽家で、すごく舌が肥えている上素晴らしい​料理人。
まずはサーモンのカルパッチョ、キュウリサラダ添え、かな? 夏の香りがしてうまい!
冷えた発泡ワインがすごく合う。確認し忘れたけどProseccoのすごく良いやつかシャンパーニュか・・・・

次はパスタ。茹で具合は最高、これも香りが良い!

肉の火の入り加減はプロ級だ。奇麗なローザ色が光っていた。
これに力の強い赤ワインが加わる。
何と幸せな瞬間!

デザートは果物と盛り合わせたムース・オ・ショコラ。
このムース・オ・ショコラは3つ星シェフがひと目見て合格点を出した優れものだ。

色々と話し込んで遅くなってしまった。

帰りの準備が手間どる。いつもと同じパターンね。
夜中1時半スタートした。
ヘッド・テール各3灯、蛍光​ヴェストを着用だ。

例の店を過ぎてからは財布が落ちていないか見て走っ​た。
高速道路を越える直前、なんだか胸がわくわくする。越えた先の下り坂で財布を落として、まだそこにあるような予感がしたのだ。
!?!?!?!? 財布だ!
8時間も経っているのに自転車道に落ちてい​た。
信じられないが本当にあった!

気持ちが良くて脚が良くまわる。(きっと追風だったんでしょう)

早朝4時頃だったか、急に空腹感が発生。このままだとハンガーノックになりそうな気がする。
水でごまかすけど、60km地点ハンガーノックと疲れでスピードダウンした。
携行食糧を忘れた上、24時間営業のガソリンスタンドが全然無い。(日本と違って【コンビニ】はありません)

70k​m、6時頃か、もう明るい中、ダルムシュタットのガソリンスタンドで軽食をとった。
ここで空腹にコーヒーを飲んだのが失敗。後々腹の調子が悪くなる。

80km、眠気が・・・・・・・。
エルツハウゼン (Erzhausen)のバス停ベンチで1時間ほど仮眠​してしまった。

フランクフルトはまだ人気(ひとけ)がない。
日曜日の朝だし夏休み中だから。
その中で信号待ちをしていたら向こうから見慣れた姿が近づいてきた。
何とかみさんだ。フィットネスに行くらしい。こちらを見て怒った顔だ。
「無断外泊?」
そうじゃなくて交通に時間がかかっただけ。自転車なもんで・・・・・。

帰宅8時。
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by ichironoda | 2011-08-08 20:24 | 食・料理
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フランクフルト市立オペラ首席コントラバス奏者、ヴィオラ・ダ・ガンバ/ヴィオローネ奏者、野田一郎が、お知らせ、独り言、ドイツ・フランクフルト事情を発信します。


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