フランクフルトから/Grüß aus Frankfurt

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は・つ・ゆ・き、その2

今週末、マインツ室内オーケストラが3つコンサートを開催、ほぼ同じプログラムです。

W. A. Mozart : "劇場支配人" KV 486 (アレンジ)
A. Vivaldi : ピッコロ協奏曲(ソプラニーノリコーダー)
G. Ph. Telemann : フルート・リコーダー協奏曲
P. de Sarasate : アンダルシアのロマンス Op.22-1、サパテアード Op.23-2
E. Elgar : Sospiri (アレンジ)
J. Massenet : タイスの瞑想



リハーサルはマインツ市中心から少し離れた教会の信者集会場で今日、11:00 - 17:00でした。

フランクフルトを出る時も少しちらついていた雪ですが、リハーサル中にどんどん降ってきて、窓の外が綺麗です。
でも空が暗い!そのうちにものすごい雷の音がしました。
仲間が私の方を見ます。
「違う違う僕じゃないよ。雷だよ、雷。」
と言い訳します。

今回の目玉はジュリアードスクールのヴァイオリニスト、Allyson Tomsky嬢。

一区切り着いたところで、音楽監督の家に移動しました。筋向かいなのでほんの30秒。
総勢7人で昼食をご馳走になりました。
音楽監督(ヴィオラ)、
その奥さん(フルート・ソリスト)
娘さん(ハープ・ソリスト)
コンサートマスター、
チェロ、
自分。

え?6人しかいない?
そうなんです。
そこに当家に投宿中のヴァイオリン・ソリストAllyson Tomsky嬢が登場しました。
苦労して英語に切り替えます。
美人で可愛くて気さくなアメリカ人、英語とスペイン語を話すそうです。日本語は綺麗な発音で1から10までかぞえてました。

リハーサルはその後17:00まで続けて、けっこうしんどい!
とにかく、このスチール弦っていうのは・・・・・・・
でも冷静になって観察すると、今回のテスト弦、ピラストロ・パッシオーネはなかなかの強者です。
音は狂わないし均一感は最上級。
でもガットとスチールの決定的な差、豊かな倍音から来る奥深い音楽的な響き、に欠けます。
パッシオーネに責任がある訳じゃありませんが。

大雪の中を慎重に演奏会場へ移動します。
吹雪いていました。

教会でセッティングを終えて、開演時間の18時になりますが、ほとんど誰も来ません。??????
この演奏会は貸し切りなのです。2分過ぎ、2人だけ聴衆が現れました。
音楽監督が彼等と話をしたら、なんと演奏会は1時間後の19時だそうです。ヲイヲイ!

1時間暇になったので、仲間と近所のメキシコレストランに入りました。
中々美味しいチーズのスープをいただきました。

演奏会は、狭い教会の中、配置が良くなくて仲間の音が良く聞こえないし、コンサートマスターとソリストの動きが良く見えません。まあ慣れてるから問題はないんですが、さっき1回通しただけのリハーサルでこのプログラムはきついです。音楽的、音響的には素晴らしい出来でしたが、まあ小さな事故は色々ありました。

明日(土)はマインツ州立博物館、明後日(日)はペーター・コルネリウス音楽院で、少しプログラムを変えて演奏します。

特に明日は10時から13時までフランクフルト・オペラでバルトーク『青ひげ公の城』リハーサルなので、
雪が降らないと良いんだけど・・・・・遅刻しちゃいます。

今日の本番の後、すでに雪はほとんど溶けていました。
フランクフルトについてまずは筋向かいの中華に顔を出します。
雪のせいで店長は暇そうに鶏足(モモではありません)にかぶりついていました。
1パックもらって帰り、ビールで食べました。美味いのなんの(涎)
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by ichironoda | 2010-11-27 07:04 | 仕事/Konzerte
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フランクフルト市立オペラ首席コントラバス奏者、ヴィオラ・ダ・ガンバ/ヴィオローネ奏者、野田一郎が、お知らせ、独り言、ドイツ・フランクフルト事情を発信します。


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