奥田一夫氏、逝く。
全く同年代だし、学生時代はよく飲みよく一緒に弾いた。
卒業してからも演奏会には何度も駆けつけてくれて,後輩としては全くありがたいことで、とてももったいない。
コントラバスでは彼と全く違う方向に進んでいるので,大変に面白かった。
(芸術で人と同じ事をやったら単なる模倣だ,自分の世界を築かねばならない)
趣味の世界では気があって、話が尽きなかった。
彼は帆船模型、僕は鉄道模型。
共通項は料理。
そして彼の命を奪った自転車・・・・
彼がMTBにこっていることは本人からの話でよく知っていた。
ずっと後になって自分が自転車にハマルとは想像もしていなかった。
彼はMTB,僕はツーリングとロードレーサー。
趣味に活き、音楽とコントラバスに情熱を傾け、穏和で優しく、でも力強い奥田さん。
なぜか全然悲しくなかったのが(実感がわかなかった。)、今になって泣ける。